スペインのビッシング詐欺:電話詐欺から身を守る方法
スペインでは通話の28%が詐欺や迷惑電話。Sí(はい)詐欺、二重着信詐欺の手口と、政府の詐欺対策について解説します。

スペインのビッシング詐欺:電話詐欺から身を守る方法
電話を使った詐欺、いわゆるビッシングは、スペインで憂慮すべき水準に達しています。全通話の推計28%が詐欺または迷惑電話で、かかってくる電話のほぼ10本に3本が詐欺の試みである可能性があります。
スペインのビッシングの規模
- 通話の**28%**が詐欺または迷惑電話(10本に3本)
- 「Sí」詐欺:音声での承諾を録音し、無断の契約に悪用する
- 二重着信詐欺:1本目の電話はすぐに切れ、2本目で携帯キャリアになりすます
- 2025年2月、政府がスペインの電話番号を表示する国外発信の通話をブロックする詐欺対策を承認
よくあるビッシングの手口
| 手口 | 仕組み | 標的 |
|---|---|---|
| 「Sí」詐欺 | 「はい」と答えた声を録音し、偽の契約に使う | すべての電話利用者 |
| 銀行のなりすまし | 銀行の不正対策部門を名乗る | 銀行の顧客 |
| テクニカルサポート詐欺 | 端末がウイルスに感染していると告げる | 高齢者 |
| 二重着信詐欺 | 1本目の電話が切れ、2本目が詐欺 | 携帯キャリアの契約者 |
| 警察・政府機関のなりすまし | 罰金の未払いや逮捕をちらつかせる | すべての人 |
「Sí」詐欺とは
この詐欺が特に悪質なのは、通話中にあなたに「sí(はい)」と言わせる点です。詐欺師はその承諾の声を録音し、あなた名義の契約やサブスクリプション、金融取引の承認に悪用します。
防ぐには
- 電話に「sí」で出ない。代わりに「Dígame(もしもし)」や「Hola(こんにちは)」と言う
- 「聞こえますか?」と聞かれたら、すぐに電話を切る
- かかってきた電話の相手に個人情報を確認されても、決して答えない
政府の詐欺対策(2025年)
2025年2月、スペイン政府は新たな詐欺対策を承認しました。
- スペインの電話番号を表示する国外からの通話をブロック
- 通信事業者に発信者の身元確認を義務付け
- 電話詐欺グループへの罰則を強化
発信者の身元を確認する方法
銀行や電気・ガス会社、政府機関を名乗る電話がかかってきたら:
- 電話を切る
- 組織のウェブサイトや利用明細で公式の番号を調べる
- 公式の番号を使って自分からかけ直す
- かかってきた電話の相手には個人情報を絶対に伝えない
機密性の高いやり取りには、安全な手段を使いましょう。LOCK.PUBなら暗号化チャットルームを作成でき、電話で個人情報をさらすことなく、安全に相手の身元を確認できます。
ビッシングの通報
| ステップ | 対応 | 連絡先・方法 |
|---|---|---|
| 1 | 通話を記録する | 番号、時刻、話の内容をメモ |
| 2 | 警察に通報する | 国家警察(Policía Nacional)またはグアルディア・シビル(治安警察) |
| 3 | INCIBEに報告する | 017に電話(無料相談窓口) |
| 4 | 番号をブロックする | スマホの設定から |
| 5 | 銀行に連絡する | 金融情報を伝えてしまった場合 |
代わりに安全な手段を使う
電話の向こうにいるのが本当は誰なのか確かめようのない通話で機密情報を伝えるのではなく、LOCK.PUBでパスワード保護リンクや暗号化チャットルームを作成しましょう。まず信頼できる手段で相手の身元を確認し、そのうえで情報を安全に共有します。
スペインの電話詐欺は深刻化していますが、知っておくことが最大の防御です。個人情報を求めてくる着信は決して信用せず、必ず公式の窓口で確認しましょう。
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