口座番号をLINEで送っても大丈夫?振込先を安全に伝える方法
LINEで口座番号を送っていませんか?メッセンジャーで金融情報を共有するリスクと、安全に振込先を伝える4つの方法を解説します。

振込を受けるために口座情報を伝えることはあります。ただし、送信先を確認し、銀行が案内する必要な項目だけを共有しましょう。暗証番号、ログインパスワード、ワンタイムパスワードを相手に伝える必要はありません。
LINEで送る場合も、相手の端末に残る履歴やスクリーンショットまでは管理できません。銀行振込と決済アプリでの受け取りを区別し、相手と用途に合う方法を選ぶことが大切です。
動画の内容
口座番号、チャットで送りますか?
チャットにはコピーがあちこちに残ります。
やり直しましょう。
秘密メモに書いて、
パスワードを決めます。
LOCK.PUBがパスワードでロックします。
暗号化して保管します。
リンクができます。
リンクはチャットで、
パスワードは別の方法で。
別々に送りましょう。
友だちがリンクを開いて、
パスワードを入力すると、
メモが読めます。
パスワードがないと開きません。
他の人がリンクを手に入れたら?
パスワードがなければ、開けません。
リンクは共有、秘密は守る。
送る前に確認したいリスク
トーク履歴やバックアップに残ることがある
LINEの公式ヘルプでは、トーク情報は端末内のLINEアプリに保存され、標準バックアップはiCloud DriveまたはGoogle ドライブに保存されると説明されています。「永久に残る」とは限りませんが、相手が履歴やコピーをいつまで保持するかは自分では決められません。
誤送信とコピーに注意する
似た名前の相手やグループに送ると、意図しない人に情報が渡ります。相手は内容を転送したり、画面を撮影したりできます。これはパスワード付きリンクを開いた後も同じです。
端末の保護と相手の確認を行う
端末を紛失したからといって、直ちにすべての情報が漏れるわけではありません。ただし、他人が端末やアカウントにアクセスできる状態なら履歴を見られる可能性があります。画面ロックとアカウント保護を設定し、突然の送金先変更は以前から知っている連絡先で確認しましょう。
振込先を伝える4つの方法
方法1:対応する決済アプリで受け取る
お互いが同じ決済アプリを使っているなら、銀行口座の情報を相手に渡さずに残高を受け取れる場合があります。PayPayは、携帯電話番号、PayPay ID、請求リクエストなどによる受け取り方法を公式ガイドで案内しています。請求リンクの作成には本人確認が必要です。相手と金額をアプリ内で確認してから進めてください。
日本国内のLINE Payは2025年4月30日に終了しています。 古い「LINE Payの送金依頼」という手順は現在の日本向け案内として使えません。LINE公式の終了案内を確認してください。LINEのトークからPayPayを利用する機能とは別です。
方法2:パスワード付きメモリンクで共有する
口座情報を通常のトーク本文に直接残したくない場合は、LOCK.PUBの秘密メモ作成画面で必要な項目をまとめ、パスワード付きリンクとして共有できます。有効期限の設定はProの機能です。
- 銀行の案内を見ながら必要な振込先情報だけを入力する
- 他のサービスで使っていないパスワードを設定する
- リンクの送信先を確認する
- パスワードは、本人と確認できる別の連絡手段で伝える
期限を設定すると、その後はリンクを開けなくなります。ただし、受信者が保存した画面やコピーを消すことはできません。このメモは送金や相手の本人確認を代行するものではありません。
方法3:確認済みの電話番号で伝える
少人数で一度だけ共有するなら、以前から知っている電話番号に自分からかけて伝える方法もあります。聞き間違いを避けるため、銀行名や番号を復唱して確認しましょう。電話でも録音や書き取りは可能なので、「記録が一切残らない方法」とは考えないでください。
方法4:銀行の案内に合わせて必要な項目をまとめる
情報を減らすために必要な名義を省略したり、口座番号を分割して不正確に伝えたりするのは避けましょう。利用する銀行や送金方法が求める項目を正確に確認します。関係のない残高、取引履歴、本人確認書類を一緒に送る必要はありません。
たとえば、ゆうちょ銀行の他行からの振込受取案内は、振込用の店名、預金種目、口座番号と受取人名を伝えるよう案内しています。ゆうちょ銀行の記号・番号をそのまま使う手続きとは区別してください。
共有する情報と共有しない情報
| 用途 | 確認して伝える情報 | 相手に渡さない情報 |
|---|---|---|
| 国内の銀行振込を受ける | 銀行名、支店名・店番、預金種目、口座番号、受取人名など銀行指定の項目 | キャッシュカードの暗証番号、ネットバンキングのパスワード、OTP |
| PayPay残高を受け取る | 公式アプリの受け取り方法に沿ったIDや請求リクエストなど | アカウントのログインパスワードや認証コード |
| 海外送金を受ける | 受取銀行の公式案内で必要項目を確認 | カードのCVV、暗証番号、ログイン情報 |
銀行やアプリの本人確認を行う場合も、自分で開いた公式アプリや公式サイトで手続きを進めてください。相手から届いたメッセージに認証情報を返信しないでください。ゆうちょ銀行の犯罪事例でも、偽サイトや電話でパスワード・確認コードを聞き出す手口が紹介されています。
不審な依頼が届いたら
- 突然「振込先が変わった」と言われた — そのメッセージへの返信だけで済ませず、以前から知っている連絡先で確認する
- 受け取りのために暗証番号やOTPを教えてと言われた — 共有を中止し、公式窓口で確認する
- 「今すぐ」と急がされる — 送信先、用途、必要な情報を確認する時間を取る
- 請求リンクの送り主や金額が違う — 操作を止め、相手に確認する
口座情報を必要な相手だけに伝えましょう
振込先は銀行の案内に合わせて正確にまとめ、本人と確認できた相手だけに共有しましょう。通常のトークに情報を直接貼りたくない場合は、パスワード付きメモを利用できます。リンクの期限と、受信者による保存の限界を理解した上で使ってください。