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Security
7 min

特殊詐欺から家族を守る完全ガイド:合言葉・迷惑電話対策・家族会議のすすめ

オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求——年々巧妙化する特殊詐欺から家族を守るための具体的な対策を解説。合言葉の決め方、迷惑電話ブロック、ATM出金制限など実践的な防衛策を紹介します。

LOCK.PUB
2026-03-22

特殊詐欺から家族を守る完全ガイド

「もしもし、オレだけど——」

この一言から始まる詐欺が、今も日本中で家族を苦しめています。警察庁は特殊詐欺を「電話やメールなどの通信手段を使い、対面せずに不特定多数の人から現金をだまし取る犯罪」と定義しています。被害者の多くは65歳以上の高齢者です。

近年は手口がますます巧妙化し、複数のチャネルを組み合わせた「ハイブリッド型」が主流に。**国際電話番号からの着信が全体の75.5%**を占めるなど、犯行グループは海外拠点から組織的に活動しています。

この記事では、家族全員で取り組める特殊詐欺対策を具体的にまとめました。

特殊詐欺の主な手口

種類 手口
オレオレ詐欺 息子や孫を装い「事故を起こした」「会社のお金を使い込んだ」と電話
還付金詐欺 役所や税務署を装い「還付金がある」とATM操作を指示
架空請求詐欺 「未払い料金がある」とハガキやSMSで連絡
キャッシュカード詐欺盗 銀行員や警察官を装い、カードを直接受け取りに来る
預貯金詐欺 銀行員を装い「口座が犯罪に使われている」と預金を引き出させる

最新の傾向

  • ハイブリッド型:電話→SMS→訪問など、複数手段を組み合わせる
  • 国際電話番号:+で始まる番号からの着信が75.5%
  • マルチ犯罪グループ:指示役・受け子・出し子など役割分担が明確
  • SNS利用:LINEやInstagramで接触し、信頼を得てから詐欺に移行

家族で作る詐欺防止プラン

ステップ1:家族の合言葉を決める

特殊詐欺でもっとも有効な対策の一つが、家族だけが知る合言葉です。

  • 電話で「息子」を名乗る人物に合言葉を聞く
  • 正しく答えられなければ、すぐに電話を切る
  • 合言葉は定期的に変更する

合言葉の例:

  • 「ペットの名前は?」→ 答えは実際のペットではなく、家族だけの暗号
  • 「最後に一緒に行ったレストランは?」→ 正解は実際の店ではない
  • 完全にランダムな言葉(例:「すいか3個」)

重要: 合言葉はLINEやメールで共有しないでください。それらが乗っ取られたら意味がありません。

合言葉を安全に記録しておきたい場合は、LOCK.PUBの暗号化メモが便利です。パスワードで保護された状態で保存でき、家族にだけパスワードを伝えておけば安心です。

ステップ2:迷惑電話ブロックを設定する

固定電話の対策

  • 迷惑電話ブロック機能付き電話機を導入(パナソニック、シャープなど)
  • ナンバーディスプレイを契約し、非通知・国際電話をブロック
  • 自治体の補助金制度を活用(多くの市区町村で購入補助あり)
  • NTTの「迷惑電話おことわりサービス」を利用

スマートフォンの対策

  • キャリアの迷惑電話フィルターを有効化
  • Whoscallなどの発信者番号表示アプリを導入
  • 知らない番号には出ない習慣をつける

ステップ3:ATM出金制限を設定する

  • 1日の引き出し上限を10万円〜20万円に制限
  • 高額振込にはロック(窓口対応のみ)をかける
  • 通帳記帳を定期的に行い、不審な取引がないか確認

ステップ4:定期的な家族会議を開く

月に1回、10分程度で十分です。

話し合うこと:

  • 最近報道された詐欺の手口
  • 不審な電話やSMSがなかったか
  • 合言葉の確認・変更
  • 緊急連絡先の確認

ステップ5:緊急連絡先リストを作る

連絡先 番号
警察相談窓口 #9110
消費者ホットライン 188
家族の携帯番号 (各自記入)
最寄りの警察署 (各自記入)
取引銀行の相談窓口 (各自記入)

このリストを冷蔵庫に貼るか、LOCK.PUBの暗号化メモに保存して家族で共有しましょう。

警察のSOS47キャンペーン

警察庁は「SOS47(特殊詐欺対策ページ)」を通じて、都道府県ごとの最新の詐欺情報を発信しています。

  • 各都道府県警の注意喚起情報
  • 最新の手口データベース
  • 被害相談窓口の案内

定期的にチェックすることをおすすめします。

自治体の補助金制度

多くの自治体では、迷惑電話防止装置の購入に補助金を出しています。

  • 東京都23区 — 多くの区で5,000円〜10,000円の補助
  • 大阪市 — 自動通話録音機の無料貸出
  • 横浜市 — 迷惑電話防止装置の購入費補助
  • その他多数の市区町村で実施中

お住まいの自治体の窓口に問い合わせてみてください。

親世代に伝えるコツ

高齢の親に詐欺対策を伝える際のポイント:

  1. 「あなたが悪いのではない」と伝える — 詐欺被害は恥ずかしいことではない
  2. 具体的なケースで説明する — 抽象的な注意喚起より効果的
  3. 一緒に設定する — 迷惑電話ブロックは設定してあげる
  4. 責めない — 「なんで引っかかるの」は絶対にNG
  5. 定期的に連絡する — 頻繁に連絡している家族ほど被害に遭いにくい

デジタル時代の新しい詐欺手口

従来の電話だけでなく、以下の手口も増えています。

  • SMS(ショートメッセージ):宅配便不在通知を装うフィッシング
  • LINE:乗っ取られたアカウントから「プリペイドカード買って」
  • SNS投資詐欺:著名人を装った投資勧誘広告
  • ロマンス詐欺:マッチングアプリで親しくなり、投資話を持ちかける

まとめ:家族の絆が最大の防御

特殊詐欺対策の本質は、家族間のコミュニケーションです。

  1. 合言葉を決める — 家族だけの秘密の言葉を設定
  2. 迷惑電話を遮断する — 機器とサービスで物理的にブロック
  3. ATM出金を制限する — 被害額を最小限に
  4. 定期的に話し合う — 最新の手口を共有
  5. 緊急連絡先を共有する — すぐに相談できる環境を作る

合言葉や緊急連絡先は、LOCK.PUBの暗号化メモに保存しておけば、パスワードを知る家族だけがアクセスでき、安全に管理できます。


家族の合言葉や緊急連絡先を安全に管理したいなら、LOCK.PUBのパスワード付き暗号化メモをお試しください。家族だけが知るパスワードで大切な情報を守りましょう。

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