詐欺対策
7分
国税庁を装った還付金詐欺:確定申告シーズンのフィッシングに注意
国税庁や税務署を装ったフィッシングメール・SMSの手口と対策。確定申告シーズンに急増する還付金詐欺の見分け方を解説。
LOCK.PUB
•2026-03-16国税庁を装った還付金詐欺:確定申告シーズンのフィッシングに注意
「【国税庁】還付金(¥35,820)の受取手続きが未完了です。こちらから手続きを行ってください」——毎年2月〜3月の確定申告シーズンになると、このような偽メール・SMSが急増します。フィッシング対策協議会によると、税務関連のフィッシング報告は確定申告期間中に通常の3倍以上に跳ね上がります。
主な手口
パターン1: 還付金通知メール
「国税庁:確定申告の還付金が発生しました。受取手続きはこちら: e-tax-nta-xxx.jp」
リンク先はe-Taxの公式サイトに酷似したフィッシングサイトで、マイナンバーや銀行口座情報の入力を求められます。
パターン2: 未納税通知
「【税務署】所得税の未納が確認されました。至急お支払いください。延滞税が加算されます。」
焦りを感じさせ、添付ファイル(マルウェア)を開かせたり、偽サイトでカード情報を入力させます。
パターン3: 電話詐欺
「税務署の○○です。還付金があります。ATMで受け取れますので、最寄りのコンビニATMに行ってください。」
ATMを操作させ、実際には振り込みをさせる古典的な手口です。
本物と偽物の見分け方
| 項目 | 本物 | 偽物 |
|---|---|---|
| メール送信元 | @nta.go.jp | @nta-tax.jp, @gmail.com |
| URL | nta.go.jp, e-tax.nta.go.jp | e-tax-nta-xxx.jp |
| 内容 | 具体的な手続き案内 | 金額入りの還付金通知 |
| 要求 | e-Taxへのログイン案内 | 銀行口座・カード情報入力 |
| 還付方法 | 確定申告で指定した口座に自動振込 | ATM操作やリンクから口座登録 |
安全な確定申告のために
やるべきこと
- e-Taxは公式サイト(e-tax.nta.go.jp)のみ で利用
- 還付金の確認 はe-Taxにログインして確認
- マイナンバーカード で本人認証
- 税理士の確認 は日本税理士会連合会で登録確認
- 不審なメールは国税庁に転送 して報告
やってはいけないこと
- メール・SMSのリンクをクリック
- 電話でマイナンバーを教える
- ATMで「還付金受取操作」をする
- 不明な添付ファイルを開く
被害に遭ったら
- 銀行に連絡 — カード停止、不正利用の確認
- 警察に相談 — #9110
- 国税庁に報告 — 最寄りの税務署
- フィッシング対策協議会 に報告
- パスワード変更 — e-Tax、メール、銀行
相談窓口
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| 国税庁 | 最寄りの税務署 |
| 警察相談 | #9110 |
| 消費者ホットライン | 188 |
| フィッシング対策協議会 | info@antiphishing.jp |
税務書類を安全にやり取りする
確定申告の際、税理士に源泉徴収票やマイナンバーを送る場面があります。LINEで写真を送ると、チャット履歴に残り続けるリスクがあります。
LOCK.PUBを使えば、パスワード付きの暗号化メモで安全に書類情報を伝えられます。閲覧後の自動削除も設定可能。大切な税務情報は、LINEではなく暗号化された手段で共有しましょう。
確定申告シーズンは詐欺の季節でもあります。国税庁がメールやSMSで口座情報やマイナンバーを求めることは絶対にありません。不審に感じたら、まず最寄りの税務署に確認してください。
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