Amazonを装うフィッシング詐欺の見分け方:メール・SMSの完全対策ガイド
Amazonを騙るフィッシングメールやSMSの具体的な見分け方と、アカウントを守るためのセキュリティ設定を徹底解説します。

Amazonを装うフィッシング詐欺の見分け方
「お客様のアカウントに異常なアクティビティが検出されました」「お支払い方法に問題があります」——こうしたメールやSMSを受け取ったことがある方は多いはずです。2025年、フィッシング対策協議会に報告されたAmazonを装うフィッシングは全体の約40%を占め、ブランド別で断トツの1位でした。
Amazonフィッシングは日本における最大級のサイバー脅威の一つです。巧妙化する手口を知り、正しく対処する方法を身につけましょう。
Amazonフィッシングの手口
よくある攻撃パターン
| 手口 | 偽メッセージの例 | 危険度 |
|---|---|---|
| アカウント停止通知 | 「アカウントが一時停止されました。確認してください」 | 非常に高い |
| 支払い方法の問題 | 「お支払い方法に問題があります。更新してください」 | 非常に高い |
| 注文確認詐欺 | 「ご注文(¥89,800)が確定しました」(注文していない) | 高い |
| Prime会員更新 | 「Amazonプライムの会費が更新できません」 | 高い |
| 配送通知 | 「お届けに問題があります。住所を確認してください」 | 中程度 |
| 当選・返金 | 「Amazonギフト券5,000円分が当選しました」 | 中程度 |
実際の被害事例
- 「Amazonからの重要なお知らせ」というSMS → 偽ログインページでID・パスワードを入力 → アカウント乗っ取り → 高額商品を購入され、配送先を変更
- 「アカウントの本人確認が必要です」というメール → クレジットカード情報を入力 → カード不正利用で数十万円の被害
- 「Amazonカスタマーサービス」を名乗る電話 → 「不正アクセスを確認しました」→ 遠隔操作ソフトをインストールさせる
フィッシングメール・SMSの見分け方
1. 送信元アドレスを必ず確認
正規のAmazonメールは @amazon.co.jp から送信されます。@amazon-co-jp.xyz、@amazon.support-jp.com、@arnazon.co.jp(rがrnに)などは全て偽物です。メールソフトで表示名だけでなく、実際のアドレスを展開して確認しましょう。
2. リンク先URLをプレビューする
PCではリンクにマウスを乗せる、スマホでは長押しして、遷移先のURLを確認してください。amazon.co.jp で始まらないURLは偽サイトです。短縮URL(bit.ly等)が使われている場合も要注意です。
3. 「至急」「24時間以内」の表現に警戒
「48時間以内にご確認いただけない場合、アカウントを永久に閉鎖します」——こうした緊急性を煽る文言はフィッシングの典型的な手口です。Amazonはメールでアカウント削除を脅すことはありません。
4. 個人情報の直接入力を求めるメールは全て偽物
パスワード、クレジットカード番号、マイナンバー、ワンタイムパスワード——Amazonがこれらをメールやテキストで要求することは絶対にありません。
5. Amazon公式の「メッセージセンター」で確認
Amazonが送った正規のメールは、Amazon.co.jp にログイン →「アカウントサービス」→「メッセージセンター」で全て確認できます。ここにないメールは偽物と判断して問題ありません。
今すぐやるべきセキュリティ設定
2段階認証を有効にする
Amazon.co.jp → アカウントサービス → ログインとセキュリティ → 2段階認証の設定。これを有効にするだけで、パスワードが漏洩してもアカウント乗っ取りを防げます。
ログイン通知をオンにする
不明なデバイスからのログイン試行があった場合にメールで通知を受け取る設定をオンにしましょう。
パスワードを使い回さない
楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリなど、通販サイトごとに異なるパスワードを設定してください。一つのサイトから漏洩したパスワードで他のサイトに不正アクセスする「リスト型攻撃」が急増しています。
パスワードの管理が大変な場合、LOCK.PUBの暗号化メモ機能を使えば、パスワード一覧を暗号化して安全に保管できます。家族とパスワードを共有する必要がある場合も、LINEで直接送る代わりに暗号化リンクで共有できます。
注文履歴を定期的に確認
身に覚えのない注文がないか、月に1回は注文履歴をチェックしましょう。
フィッシングに引っかかってしまったら
| 状況 | 対処法 |
|---|---|
| リンクをクリックしただけ | 情報入力前なら問題なし。ページを閉じる |
| ID・パスワードを入力した | 直ちにAmazonのパスワードを変更 + 2段階認証を設定 |
| カード情報を入力した | カード会社に連絡して利用停止 + 再発行 |
| 不正利用が発生した | 警察(#9110)+ 消費者ホットライン(188)に相談 |
通報・相談先
- フィッシング対策協議会: info@antiphishing.jp
- 警察相談ダイヤル: #9110
- 消費者ホットライン: 188
- Amazon公式: amazon.co.jp/reportascam
リンクの安全な共有方法
Amazonの商品リンクやギフト券コードを人に送る際も注意が必要です。LINEでそのままコードを送ると、トーク履歴が漏洩した場合にコードも一緒に流出してしまいます。LOCK.PUBを使えば、パスワード付きの暗号化リンクとして安全に共有できます。
フィッシング詐欺は技術ではなく心理を攻撃します。「急がされるメールほど、落ち着いて確認する」——この原則を守るだけで、ほとんどの被害を防ぐことができます。
安全なリンク共有が必要ですか? LOCK.PUBでパスワード付きリンクを無料で作成できます。
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